2012年9月25日火曜日

ナマステー


今回はインドのNGOでインターン中のえこがおとどけします!

初回ということでインターンの研修内容(研究内容)はかる〜く…


開発援助の本を読んでいて、ソーシャルキャピタルっていう概念を知って、その研究をしたいと考えた。ソーシャルキャピタルは、信頼や規範、ネットワークによって蓄積される人々の間に埋め込まれた資本。社会資本じゃないよ。
簡単に言うと、人と人のつながりが強い方が、何事もうまくいくんじゃないの?っていうこと。(…笑)これは環境問題にも言えることで、ソーシャルキャピタルが多いコミュニティは自然資源管理のパフォーマンスも高いと言われている。
今回はそのソーシャルキャピタルの存在が水資源管理がどのように、誰(コミュニティ・政府・NGO)によって行われているのかでどう変わってくるのか、その関係性を調べている。



もともとのきっかけはある人に出会って「国際協力」という世界にあこがれを持ったこと。自分がおもしろおかしく生きるだけじゃなくて、自分が働くことで他の人もプラスに、ハッピーになるってすごく素敵なことだなあと思って。
そこから環境問題に関心を持って、インドでフィールドワークがしたい!と思い今に至る。



ここからはインドの話
インドに来てから3週間は首都デリーに滞在。さすが人口大国。人も車もなにもかも密集している。特にすごいのが夜7時くらいから始まる大渋滞…たぶんもうすぐキャパオーバーするんじゃないかな…その時間にバイクで渋滞にはまったんだけど土埃りと排気ガスとで帰って鼻かんだら黒い。耳掃除したら黒い。


空港や観光スポットではかもをさがすインド人がたくさんいて、ガイドブックにもよく騙された体験談がのっている。そして私もその一人…


けれど一歩外に出てみれば、インド人はとても親切でフレンドリーでホスピタリティにあふれていてみんなよく微笑む!よくインドは好き嫌いがはっきり分かれる国と言われるけど、来る度に好きになってしまう、この国はそんな国だと思う。(まだ2回目だけど)
多様な人種、宗教、言語、文化。来る度に違ったインドを見ることができる。






数日前、デリーに別れをつげて訪れたのはラジャスタン州のジョードプルという街。インド西部に位置している。乾燥地帯で日中はとても暑いけど、風が吹いていて日陰だと涼しく感じる。デリーとうってかわって静かでピースフルな場所。来て初日で好きになっちゃうくらい


デリーからジョードプルへは夜行列車で移動した。その道中の列車の中でインド人に聞かれたのは「日本や韓国ではゴキブリやヘビを食べるんでしょ?」TVでやってたらしい。インドでの日本のイメージが気になるところ…


オフィスはジョードプルの郊外。


オフィスからの景色。田舎!乾燥地帯な景色


泊まっているところは家族経営のゲストハウスで、家族の一員のように接してくれる。あったかいなあ…

宿の屋上からの夕日



道を歩けばチャイ飲もうチャイ飲もう!と盛んに誘われる。ともだちの友達はみんな友達らしい。ガネーシャテンプルに連れて行ってもらった。お祭り開催中らしく夕方から音楽が流れ、たくさんの子供たちが集まっていた。




カメラを向けると一斉に群がるあるある。かわいい


ガネーシャ:象の顔を持つ学問、お金、芸能の神様らしい


インドにいると、宗教のことを考えずにはいられない。人々の生活は深く宗教と関わっている。家には神棚のようなものが必ずあるし、みんなゴッドの話をするのが好きだ。あなたはどの神を信仰しているの?なんてよく聞かれる。




今回の滞在では、研究はもちろんのこと、せっかくローカルな村に滞在するのでインドの言語や文化を理解したい。次回はもっと研究内容について話します、たぶん^^

1 件のコメント:

  1. 人とのつながりにはもちろん宗教も大きく影響するだろうし、環境問題も含めてほんとたくさんの要素考えなきゃだよね。たくさん知識吸収して帰ろうね!
    いろんな話するの楽しみだね!

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