2012年10月2日火曜日

妖精とギネスの国より


こんにちは!アイルランド、コークからまなぶです。

自己紹介
まなぶです
三井寿にあこがれる爽やかバスケ少年。
めんどくさがり、優柔不断、子分肌、涙腺よわよわ人間です。
基本的にいつも眠いです。起きているときはたいてい睡魔とたたかってる頑張り屋さん。
美人を見るとそわそわします。



Corkの中心。都会過ぎず、田舎過ぎず
大体の物は揃います

アイルランドについて
漢字で書くと「愛蘭土」イギリスの西側にある北海道くらいの島国。天気が変わりやすく、1日のうち1時間くらい晴れて、30分くらい小雨が降り、あとはずっと曇り。まだ1週間くらいしか住んでないんですが今の時期は大体こんな感じ。気温はだいたい日本の1112月くらいの感覚。しかしなぜか半袖で出歩く人がちらほら。うーんタフネス








アイルランドといえば?
ギネスビール
アイルランド生まれの黒スタウト。独特の苦味がありますが、クリーミーな泡立ちといい、大人の雰囲気漂う黒がまたかっこいい!あっちこっちにアイリッシュパブがありますしスーパーでも安く買えます。500ml120円!日本の半額くらい?


妖精
アイルランドの人々は妖精を信じていて「妖精に注意」なんてイカシタ標識も存在するくらい。妖精にもいっぱい種類がいて、それぞれの特徴があります。一番人気は妖精の靴屋さんレプラコーン。体は50cmくらい、、意外とでかいですね、、、。
捕まえると財宝のありかまで連れて行ってくれるらしい!どうやらレプラコーンは丘にいるらしい!との噂を聞きつけ2時間歩きましたが会えませんでした。恐ろしく、でかい牧羊犬×2に追いかけられただけでした。次こそは!!



アイルランドの街~
こんな素敵な出会いも。
この後犬に追いかけられました













こいつが噂のレプラコーン
かわゆす。
フランス・ゴシック様式の
聖フィンバー大聖堂















アイルランド民謡にあわせ踊る人たち
アイルランドの人々
親切、陽気
グータッチを求められたり、おじいちゃんが話しかけてきたり、外に出ると色んな人と触れ合えるしなんだかウキウキ♪しかし英語には聞いていた通り独特のなまりがあります。
なんていうか、もごもごしてはっきり発音しないような英語。でも歌うように喋ると形容されるように、その独特のリズムは心地よいような気もしないでもないけど、まあこっちとしては大変だよね。








日々の暮らし
彼らと共に暮らしています
留学生用の寮にて五人でリビングキッチンをシェアしてます。
フランス人、イタリア人、スペイン人、スロベニア人と国際色豊か。
食事のときや一緒に飲むときは右の写真のリビングに集まります。
彼らとの会話は英語です。
僕以外はペラペラ
僕だけコミニュケーションに難あり。
ヨーロッパ人の彼らにとって僕は東洋から来た英語の話せない変なやつであり、なにかあると文化が違うからといわれてしまいます。
もちろんそれは文化の違いというよりも生活リズムのちがいとか、余暇の過ごし方のちがいとか、些細なことだけど彼らにとっては日本人だから、、、
なのでしょう。
朝からお肉食べてて悪いか?
日本のお米売ってないからお肉しか食べたくないんだよ!って言いたいけど、、、
諸事情により断念。フランス人に僕のwherewhenは通じませんでした。まあそういうことです



やっぱり言葉って大切ですね。誤解や行き違いの毎日。でも決して辛いわけじゃなく毎日楽しく過ごしています。お互いの国の話をしたりするのは貴重な体験です。ヨーロッパは経済的に苦しい国もあるけど、真剣に自分の国を考えてたり、もちろん日本や他国の情勢にも詳しいし日本の歴史にも興味を持って勉強していたり。
しかしスペイン人に「samuraiが日本からいなくなったのは、ninjaが倒したからだろ?」と聞かれました、、、wikiに書いてあったらしい。なんかべただなぁ~





研修先のUCC
研修先
そんなわけで日常に苦戦しつつ、コークにあるuniversity college cork (コーク大学)のとある研究室で実験をしながら勉強しています。無理!って位の文献を毎日のように渡されますが終わらん。だって英語ワカラナイ。
9月末から三ヶ月滞在予定。本場のクリスマスをたのしめないのが残念ですが。










研究について
僕の研究分野は大気化学です。大気中の反応サイクルの解明、未知物質の特定などなど。
その中でも僕のテーマはエアロゾルに関する研究です。エアロゾルというのは空気中に浮かぶ粒子のこと。つぶつぶです。
砂漠の砂、花粉、タバコの煙なんかがそうです。雲ができるときに必要な核となったり、太陽の光をさえぎる効果があるため温暖化を防止する役割があるとかないとか。
エアロゾルでも空気中のガス状の物質が太陽の光などで化学反応を起こし、粒子になったもの=「二次生成粒子」というものを対象として研究するつもりです
要はそらのつぶつぶのけんきゅーです。
機会があったら詳しく書きます。



なぜその国、機関を選んだのか
左が僕の机
毎日ここでいろいろやってます
自分はインターンで実験などをしなければならないので選べる機関はだいぶ限られてしまいます。その中でも先生に幾つかの海外の大学、国内の研究機関を紹介していただいて自分で決めました。
この場所に決めた理由としては英語圏である、実験装置が面白そう。
さらに地球温暖化について興味があるから。卒論でメタンガスの大気中の反応速度について研究していました。そんなところから地球温暖化に興味をもち、いろいろ知りたいなって思うようになりました。エアロゾルは地球を冷やす効果があるといわれていますが、様々な形状で存在し組成も多岐にわたるので測定が難しく、化学的な理解が不十分です。まだまだやらなきゃいけないことが沢山ある分野、いろんなことができそうだなってとこに惹かれました。これについても機会がありましたらちゃんと書きます、、、




研修の目標
ご近所さん
自分の研究室ではエアロゾルを対象とした研究をしていなかったので本当に何の知識もない1からのスタートです。コーク大学で実験手法を学び、研修後に自分が得た知識を研究室に少しでも持ち替えることができたらいいなって思います。

あとは英語力向上。カフェに誘われた時に英語でうまく断れず、毎日毎日コーヒー飲んでます。角を立てずにさらっと断れるようがんばります。

つぎはもう少しちゃんと書けるようにがんばります。ごめんなさい。ではまた~

3 件のコメント:

  1. エアロゾルって霧とか湿度とかも関係してるの?アイルランドは日本と比べて湿度高いからどうとか…
    妖精見れるといいね!

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  2. いろんなところ連れてってもらってるな〜!おれの場合、現地の人全く英語わからん人いっぱいやから、全くコミュニケーションとれへんてことがよくある(ーー;)笑

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  3. yumi
    霧もエアロゾルの一種だと思う。空気中に浮いてるし目に見えるよね?
    雲を作って雨を降らせるって意味では間接的に湿度に影響与えるけど、粒子自身も種類によっては影響与えてるのかな?難しいな、、、質問ありがとう勉強になります。

    Ryunosuke
    いや勝手に出歩いてるだけ笑
    適当にガイドブック見て一人でふらふらしてます。こっちの人の英語独特だから自分も時々100%分からない英語に遭遇する、、、フィーリングと身振り手振りで生きてる。

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