2012年11月26日月曜日

Dia duit !

こんにちは!まなぶです


アイルランドはサマータイムも終わり日本との時差は9時間になってしまいました…
なんか悲しいです
12月目前で本格的に冬の雰囲気が漂っています。しかし未だ妖精はみつかりません
妖精みたいなおじさんはいっぱいいますが…





ハロウィン
店員さんも…
先月にはハロウィンがありました。
もともとハロウィンはケルト人たちのお盆と大晦日を足したようなお祭り(?)であってケルト文化の残る国アイルランドはハロウィンの本場ともいえます
イケイケなお兄さんお姉さんたちがミイラ男やら猫娘みたいなのに変身してました
楽しかったし、すごい手がこんでる人もいっぱいいて楽しかったけどリアル過ぎて怖かった…





演奏している人たちもコスプレ


そんなハロウィンが終わり街はだんだんクリスマスの雰囲気が漂ってまいりました。そんなわけで研究もラストスパートです











エアロゾル
虹と教会!
いろいろな種類のエアロゾルが空気中に存在するんですが、それぞれ性質も違います。
性質の違いとは雲を生成する能力だったり、太陽光を反射する能力の違いなどです。そんな訳でいろんな種類のエアロゾルの影響を研究しなくてはいけないんです。

しかし、種類の多さや測定の困難さから現在1~ 3割程度の種類しか同定されていないといわれていて、そんなややこしさからエアロゾルの気候影響はまだまだ理解が進んでいません。IPCCの放射強制力のグラフをみていただければ、
エアロゾルの科学的理解の低さが分かっていただけるかと
思います。



温暖化を防ぐ効果に関してはいいけど、人間の体に健康被害をあたえたり、酸性雨(地球の酸性化)や大気汚染、近年頻発しているゲリラ豪雨にも関連している問題であり、環境に悪い面もあります
まあなんか重要な物質なんですよ。




植物からでるVOC
エアロゾルのもと
実験でつかってま
VOC(揮発性有機化合物)といえば塗料から発生したり、人間活動によるものが一般的ですが、実は植物もVOCを出しています。
ブルーヘイズといわれる青い靄は、植物起源のVOCが青色を反射する二次生成エアロゾルとなった結果といわれています。
植物がエアロゾルを作るって言うのはなんだか不思議ですね。大事な炭素を何のためにVOCとして放出しているのか…







この中で光をあて
エアロゾルをつくります
植物同士のコミュニケーションツールなどとして役立つなどいろんな説が考えられていますが、アマゾンの植物などを観察すると、日よけとして雲を利用するために
VOCを放出しているかもしれないと仰ってる方も
いらっしゃいます。
いずれにせよ、植物が雲を作る役割の一端を担っていることは確かです






もしこのまま温暖化が進めば、気温の変化に反応して植物が放出するVOCの量が増えると予想されています。

その結果
温暖化すすむ → 植物からVOCいっぱいでる → 雲が増える → 温暖化抑える
となり植物が温暖化を食い止めてくれるかも。
でも、VOCは光化学スモッグの原因物質だし、郊外で光化学スモッグが発生し動植物などへのダメージも増えてしまうだろけど…







ご近所さん

植物の話はインターンの研究とは関係ありませんが好きなテーマなんで書きました!
とにかく、これからの地球環境への対策を講じるうえで、データの蓄積が重要なんです
僕自身のテーマは人間の生産活動から放出される、ニトロフェノールという物質からどんなエアロゾルが出来るだろうという実験です。都市部での環境汚染や人間への悪影響が予想される物質です


といわけで!最近は久々に化学っぽいことしてます!
白衣着て~の。試薬はかり~の~。反応式とにらめっこ
みんなのようにフィールドワークは行なわないので、
海外での研究って感じはしないですが、海外での
生活を楽しんでます。
ではでは

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